無在庫販売は、扱い次第では、超危険と化す?ebay物販の初心者さんは、無在庫販売の定義を履き違えている!私が、無在庫販売の定義を、根底から覆します!
# 無在庫販売は、超危険!
ebay初心者の皆さん。
「eBay は無在庫販売が可能らしいよ!」って、どなたからか、聞いたことは
ありませんか?
はい。結論から申しますと、可能です。
それでは、「無在庫販売の良いところ」逆に、「無在庫販売の悪いところ」を
挙げてみると、どういったことが思いつくでしょう?
例として、
- 初期投資が不要。入金されてから、仕入先に発注すれば良い。
- 在庫を持たなくとも良い。
- より多くの商品のラインナップが可能。
- 売れ筋を見極めるチャンス。 などなど
ありますが、当然ながら、デメリットも多いです。
そのデメリット部分を、お伝えして、「無在庫販売」について、考えていただき
たいと考えています。
## 物販初心者の皆さんは、そもそも、「無在庫販売の定義」を履き違えている!
上述で、無在庫販売のメリットの一例を申し上げました。
確かにメリットが多いですが、物販をやればやるほど、私はこの「メリット」の
部分に、大変、違和感を感じるようになりました。
その理由として、
・ 初期投資が不要なのか? →確かに不要。でも、それは、お客さんがキャンセルを出さなければの話。 発注して、商品発送前にキャンセル依頼がきて、その後、仕入先から商品が納入 された場合、「返品可能か?」どうかで、大きく収益にも影響する。 「返品可能であっても、返品送料は、発注した側持ち」 「返品不可なら、商品代がそのまま赤字」
・在庫を持たなくて良い? →これも確かに不要。でも、これは、仕入先にきちんと在庫があればの話。 在庫がない場合はどう対処する?また、バイヤーにはどう説明する?
・より多くの商品のラインナップが可能。 →確かに可能。なぜなら、仕入先の出品している宣材写真をそのままパクって、出品しているだけだから。 でも、もし、メーカーの販売停止や、モデル変更などで、商品が販売されないと なったら?出品数が多い(10000品以上)人は、どう情報を得て、どう対処する?
こうやって考えると、「無在庫販売」って、意外と「管理が面倒くさくないですか?」
と、私は感じてしまうのですが、皆さんはどうお思いでしょうか?
これをみる限り、メリットよりも、デメリットの方が上回っていると思うし、
実際、起こらないとは限らない。必ず、起こりうることなのです。
だから、私は、「無在庫販売」は、決して、メリットばかりではないと、声を大に
して言いたいです。
### では、私が考える「無在庫販売」の定義とは?
ズバリ!「お客さんの興味がどこにあるか、チェックすること。」
これが、「無在庫販売」の定義と言えるでしょう。
出品後、「閲覧数やウォッチ数」を確認して、売れれば、「本格的に仕入れるかどうか
の判断が可能。」になると、私は考えます。
#### 「無在庫販売に対する考え方」を変えるべき
過去、私が、スキルのフリーマーケットである、「ココナラ」で出品していた時の
こと。
ある相談者が、私の商品を購入してくれました。
その相談者は、「私は、今、中国輸入のコンサルを受けています。ですが、初期投資の
資金がかなり必要になるため、ebayの無在庫販売を利用して、中国輸入で仕入れのため
の資金を稼ぎたいが、どうしたら良いか?」という相談を受けたことがあります。
まあ、この相談内容を聞いて、あなたは、「どう感じ、どう返事をしますか?」
もう分かりきっていることなので、ここでは敢えて、私がどういう返事をしたかは、
割愛させていただきますが、「無在庫販売」=「稼げる」という考え方が、非常に
甘いですよね。
「誰のどういう話」を聞いて、「無在庫販売」が「稼げる」と、思ったのかは不明です
が、遅かれ早かれ、こういった方は、ebayの物販は失敗すると、私は思うのです。
##### ここが、このブログの真骨頂!「もし、無在庫販売で、落札された商品が、仕入れられなかったら?」
私が、このブログで言いたかった、「無在庫販売で、落札された商品が、仕入先で
在庫がなく、二度と仕入れられないとわかった時の対処法」ですが、これが起こると、
もう気分もブルーになり、初心者の方は、どう対処すれば良いか、わからなくなると
思われます。
例えば、ある新商品が、先月出たばかりで、正式に発売されるまでは、売れるかどうか
なんて、分かりませんよね?
だから、出品してみるのですが、実際、発売された当日に、一気にsold outになる
商品なんて、多々あったと思います。
当然、お客さんは、「pre-order(予約注文)」といった形で、セラーを信用して、
お金を払ってくれているわけで、それが発売当日に「すいません、売り切れて、仕入れ
できませんでした。」って、どのツラ下げて、言えますか?
その話を聞いた、バイヤーさんが、すごく楽しみにしていて、「子供の誕生日プレゼン
トに渡すつもりだったのに!」と、もし言われてしまったら?
ありとあらゆることが想定されると思うのです。
運よく、優しいお客さんであっても、あなたから二度と購入してくれることは、
ないでしょうね。
そんなとき、皆さんなら、どのように対処しますか?
「Negative評価を喰らう覚悟」で、お客さんに何らかの説明はしないといけません。
たまにいるのですが、自分の責任なのに、「お客さん都合で、キャンセルする人」
がいます。要は、Seller Dush Boardの数字を落としたくないから、そうしているので
しょうが、決して、それはしてはいけないことです。
「正直」に商売できない人に、リピーターはついてこないと私は考えます。
###### では、私が、今までどうやって、その問題を乗り越えたか?
これは、いろいろありすぎて、今となっては良い思い出ですが、敢えてここでは
詳しく申し上げるのは控えます。
なぜかというと、私が遭遇したシチュエーションと、皆さんが遭遇したシチュエー
ションは必ず異なるからです。
よって、私の経験をここで述べたところで、口で述べるよりも、正確には伝わりにくい
と考えます。
ですが、私は常に、「頭を使って考え抜いてきた」ので、結果、お客さんを怒らせる
ことなく、Negative Feedbackをもらったことなく、今の約1200の評価を全て
Positiveで積み重ねてきました。
以上、「無在庫販売」の、「怖さ」について、述べてきましたが、いかがでしたでしょ
うか?
このお話を聞いて、「無在庫販売」=「儲かる」の概念が、根本的に覆ったのでは
ないかと思います。
もちろん、他のブログで謳われているような、「無在庫販売」の良いところもたくさん
あるし、そんな私も「うまく、無在庫販売を活用する術」を知ってからは、「利益」
しか生んでいません。
ぜひ、「安易」に、「無在庫販売」のことを、考えて欲しくないという思いで、
書かせていただいたので、ご理解いただけましたら幸いです。