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【ただ、商品の横流しだけをしていませんか?】物販全般・転売ビジネスの、『輸出入業に携わっている方必見!』販売する商品の知識を身につけよう!失敗から学ぶトラブル回避法も実例と併せて紹介!

 物販業を営む、販売者にとって大切なこととは

 

 

久々の転売ビジネスのお話です。

 

 

最近、メインのブログである、転売ビジネス関連とは、離れた、「人生論」を

 

 

主に書いていました。

 

 

さて、今回のテーマですが、「物販業を営む、販売者にとって、特に商品を

 

 

扱う際の、大切な心得」と称して、つい先日、僕と、海外にいる人間とのやりとりで

 

 

実際に起こったトラブル事項を、紹介していきたいと思います。

 

 

特に、この記事で、1番のポイントは、

 

 

商品を扱う際に、販売者がどういう行動を取っていれば、トラブルは回避できた

 

 

のか?」に焦点を当てて、書いて行きます。

 

 


転売ビジネスをしている方、物販業全般を運営している方、特に、海外輸出、海外輸入

 

 


そして、中国輸入をされている方には、参考になるお話になると思いますので

 

 


このまま、読み進めていただければと思います。

 

 

 

 事件は、2日前の2019/12/17に起こりました

 

 


今、執筆している日時は、2019/12/19ですので、2日前の出来事になります。

 

 


いつものように、自宅で作業をしていたら、一通のメッセージを受信しました。

 

 


見てみると、僕が中国で就労していたときの元同僚からでした。

 

 


そして、色々話を進めていくうちに、「助けて欲しい」と言われました。

 

 


その内容は、以下の通りでした。

 

 

 

1. 今、中国から送った商品が、東京の通関でストップしている。
2. 受取人は、日本人で、長野県在住。
3. 受取人に直接問い合わせをしてもらえないかと依頼したが、受け入れられず。

 

 


受取人は、日本のAmazonで、私の商品を購入してくれたが、2週間経過しても、

 

 


東京の通関で、留まったままである。

 

 


私は、日本語ができないので、あなたが代わりに状況を聞いてもらえないだろうか?

 

 

 

という依頼内容でした。

 

 

 

そして、僕の方からは、

 

 


1. 対象商品の情報
2. 追跡番号
3. 受取人情報

 

 


を教えて欲しいと言いました。

 

 



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こんな感じでやりとりを行い、しばらくすると、依頼した関連の情報が届いたので、

 

 

 

すぐさま、東京にある通関まで、電話することにしました。

 

 

 


 受取人ではない、第三者からの電話は緊張しました

 

 



f:id:ebaysearteacher:20191219171802j:plain

 

 

 


僕は、教えてもらった東京の通関の番号へ、電話をかけました。

 

 

 

正直、商品の状況を確認して欲しいと言われた依頼人の元同僚には、「本人からの

 

 


問い合わせではないので、正直に教えてもらえるかどうかわからない」と告げて

 

 


いたのですが、電話を受け取った、東京の通関の担当者は、親切に話を聞いてくれて、

 

 


とりあえず、折り返し、電話をしますと言ってくれたのです。

 

 

 

そして、十五分ほど経過して、折り返し電話をいただき、状況報告を受けたのですが、

 

 

案の定、「僕の予想通りのことが的中」したのです。

 

 

 

職員さんは、「すいません、あなたは受取人ではないのですよね?

 

 


普通、受取人本人が、何かしらの問い合わせがあるものですが、

 

 


こちらも、受取人ご本人ではない以上、詳細をお教えすることは

 

 

できません。」とのこと。

 

 


「まあ、そりゃそーだ、普通、教えないし、教えたら、まずいしさ」

 

 


と心の中で思いつつ、「ありがとうございます。では、簡単にお伺いしたい

 

 


のですが、商品は、まだ当分、出て来れそうにないということですよね?」

 

 

と、食い下がりました。

 

 


このまま終わるのは、元同僚へ何の進捗もないまま、報告することになるから

 

 

です。

 

 

すると、担当者の方も、「はい。どうも2つある注文口のうち、一つはいまだ検査中

 

 

で、もう一つは、通関から、直接受取人へ連絡を取っているらしい」と教えて

 

 

くれたのです。

 

 


「そこまでわかれば、もうOK」と思い、僕は電話を切りました。

 

 

 


なぜ、今回、通関で2週間も滞留し続けたのか?

 

 


さて、ようやく、本題のテーマである、「輸出入の際に、商品を扱う際の

 

 


販売者の心得」のお話に入ります。

 

 


今回、中国から送られたのは、「ステンレス原材料類」のものだったのですが、

 

 


決して特別な商品でもなく、なぜ、2週間も滞留し、いまだ通関にあったのか?

 

 


ここからは、僕の推測になるのですが、以下の問題があったのではと

 

 

考えました。

 

 


1. 申請した商品名に問題があった
2. 通関に提出した、インボイス上に、書類の不備があった
3. 材料証明を添付していなかった

 

 

貿易の輸出入では、たくさんの書類のやりとりがなされます。

 

 

そこで、通関でストップする要因となるのは、上述で挙げた「書類の不備関係

 

 

が主だったりする場合があります。

 

 


ですので、「何かしらの不備がない限り、税関で2週間も滞留するのはおかしい」

 

 


と考えました。

 

 


こういう場合、受取人である本人も、輸入時に課せられる関税の措置も実行される

 

 

 

可能性もあるので、販売者は、作成書類の確認なども怠ってはいけないと

 

 


いうことですね。

 

 

 


 販売者が、商品を扱う際に留意することとは?

 

 



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それでは、本記事最後になりますが、今回の元同僚の依頼を受けて、

 

 

 

物販業や、転売ビジネスに従事している、主に、

 

 

- 輸出入メイン

 

 


でやっている方へ、お伝えしたいこと。

 

 

 

それは、「商品を扱う際には、商品のことを、十分に学習すること

 

 

 

です。

 

 


自分が販売する商品のことも何も知らずに、左から右へただ通過させるだけの

 

 


商売」ではなく、「商品のことを、ある程度、熟知していることが理想である

 

 

 

と言いたいです。

 

 


僕も昔、「あ〜、この商品は、ものすごく売れている。よし!仕入れよう!」

 

 


と仕入れたあと、商品をただ横流しして、購入者に配送しました。

 

 


結果、商品が到着してから、問題は発生。

 

 

品質不良が起き、商品が返却されてきたのです。

 

 


しょうがなく、お金を返金しましたが、問題は至ってシンプル。

 

 

対象商品が、「他言語が対応されていない」ということでした。

 

 


その時、僕自身、商品のことを何も学習せず、販売してしまった経緯があったので、

 

 

 

受け入れざるを得なかったのですが、購入者が日本語を理解できないため、

 

 


「どこで言語設定すれば良いか、わからなかっただけ」ということでした。

 

 


こういう問題も、結局は、「商品説明時に、自分がきちんと商品のことを理解し、

 

 


書いておけば、トラブルは防げた。」と、思っています。

 

 

 

今回、僕に依頼した元同僚も、商品のことを熟知しているわけではなく、

 

 

 

主な仕事は、全て他人任せで、トラブル発生時、初めて自分が動き出した

 

 

 

ようでした。

 

 


もし、この記事に興味を持って見ていただいている、

 

 


・物販業
・転売ビジネス業

 


の、「輸出入をメインに運営されている」方で、ご自身も当てはまる

 

 


ことはありませんでしたか?

 

 

 

ちなみに、僕に依頼した、元同僚は、購入者より、

 

 

 

 

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このように、「通関に2週間も滞留しているので、取引をキャンセルしたい

 

 

 

と、Amazon経由で、受信したということでした。

 

 

 


今は、ebayの転売ビジネスをメインにしている僕ですが、過去5年の経験を経て、

 

 

 

更なる売り上げを望むのであれば、十分な商品知識を蓄えることは、重要である

 

 


という教訓を学びました。

 

 


皆さんは、「ただ横流しをしているだけの販売者」に成り下がっていませんか?

 

 

 

今回の記事で、

 

 


- トラブル解決に依頼してきた元同僚
- 過去の僕

 

 

のような、失敗をしたくないとお思いであれば、ぜひ、「商品知識を学ぶ

 

 

 

ことは、必須であることを念頭に置きましょう。

 

 


以上、「商品を扱う時の販売者の心得」でした。

 

 


皆さんの参考になれば幸いです。