転職が多いのは、『吉と出るか凶と出るか』?転職回数を気にするより、履歴書プラスαのアピールを意識した働き方を意識しよう!
まだまだ転職に悲観的な日本企業の実態
この記事は、「新社会人〜社会人3年目の方」に向けて、
書いています。
この記事をたまたま覗いていただいた読者の皆さんは、なんらかの
理由で、転職を考えておられるのでしょう。
「転職を決意する」のは、簡単なことではありませんし、やれすぐにできる
ことでもありません。
じっくり時間をかけて、自分の進むべき方向性をしっかり考えた上で、
転職活動を行いたいもの。
ですが、転職活動を開始した時点での、
- あなたの年齢
- あなたの過去の転職回数
- あなたの転職の動機
- あなたの今後の目標
が、企業側の考えとミスマッチだと、その転職活動も「むだぼね」になりかね
ません。
その理由としては、「日本の会社は、転職回数が多い人材に、色眼鏡で
みており、あなたの人柄・あなたの実力<転職回数」が気になって
仕方がない、「超悲観的な企業が多い」ためです。
そんな心配を抱えている皆さんに、過去
- 僕の右に出る人はいないだろうと豪語できるほどの転職回数を経験
して来た僕が、転職活動を行う上で、「転職活動で成功させる
極意(ごくい)」を、自身の経験からわかったことを、お伝えしたいと思います。
「少しでも転職に迷いがある方」は、僕の記事を読むだけで、それなりの
価値はあると思います。
ぜひこのまま、読み進めていただければと思います。
転職活動の面接までたどり着けるのは、「運」である
大体の皆さんは、「転職エージェント」を通し、仕事を紹介してもらって
いることでしょう。
僕も過去、いくつかの転職エージェントに登録し、案件を紹介してもらい、
運がよければ、面接にこぎつけたことも、多々ありました。
相手側の企業さんも、面接まで通す理由として、履歴書のあなたの実績を
見て興味を持ってくれた企業さんもいるし、本当に人材不足ですぐにでも
人を入れたいと言う企業さんもいるかもしれません。
そう言う意味では、たとえどんな理由でも、面接は真剣に望みたい
もの。
ただ、僕自身も、管理職で面接をやる側の経験もあったので、
はっきり言えることが、一つだけあるとすれば、
正直、面接をする目的は、「面接官(例えば、あなたの上司となりうる
可能性のある方)が、「この人材は、扱いやすいか、扱いにくいか」
しか見ていないことが、ほとんどであると言えること。
そこがクリアになれば、あなたが面接に行ったタイミングや条件が
ある程度マッチしそうだと、企業側で判断したので、面接までこぎつけられた
のだと言えると思います。
つまり、転職活動は、全て「運」で決まると言っても過言ではありません。
面接には、矛盾がひとかけらもない、ロジックな動機が必要!
では、あなたが、運よく面接にこぎつけたとしましょう。
正直、私も含め、自分よりすごい経歴や、実力の持ち主など、ごまんと
いるわけなので、面接までこぎつけられたら、ぜひ全身全霊頑張って、
合格通知をもぎ取りたいものですよね。
そこで、面接官が必ず聞く、常套句(じょうとうく)があります。
それは、
「前の会社をやめた理由」
「あなたがこの会社を選んだ理由」
です。
まずは面接前に、ここの二つを明確にしておいてください。
面接官は、最初の自己紹介や、あなたの立ち振る舞いを含め、この2つの
質問を特に重要視しているのです。
ここの説明で、答えにつまずいたり、少しでも「あれ?なんか矛盾しているな」
と思われるような回答をしてしまうと、その時点でもうあなたと企業さんには
「縁がなかった」という結末になりかねないので、注意が必要ですね。
ですので、最悪な結末を迎えないためにも、あなたが面接前にやるべきこと。
それは、「面接を受けにいく、企業のリサーチ」です。
しっかりリサーチした上で、転職エージェントに確認すべきことは確認
しておいた方がベターと言えるでしょう。
これは、僕も過去リサーチせず、面接に挑んだ経験が多々あるので、
失敗から学んだ教訓と言っておきますね。
転職活動を成功させるには、「余計なことは伏せよ!」
では、面接をしてくれた相手企業の面接官と、ある程度、話がはずみ、
あなたに興味を持ってくれたとしましょう。
「このままいけば、採用かも?」
と思っても、「気を緩めないようにしなければなりません」
特に人間は、たくさんしゃべるようになると、「聞かれてもいない余計な
ことをペラペラ喋ってしまう生き物」なのです。
もし相手が何も聞いていないのに、関係ないことを喋ってしまっては、
せっかくの良い雰囲気も、「水の泡」になるかもしれません。
さらに言えば、「隠したいこと」も言ってはいけません。
あなたの目的は、「企業さんから合格通知をもぎ取ること」
あなたが話したいことは、入社してから、頃合いを見て、思う存分、
話をすれば良いではありませんか?
転職回数の多さが「吉と出るか凶と出るか」は企業次第
冒頭でもお話しした通り、日本の企業は、「転職回数が多いと、経歴が
どれだけよくても、最初から不採用の烙印(らくいん)を押す会社」
が多い傾向にあります。
理由は、「うちの会社で採用しても、すぐ辞めるかもしれない」
と言う考えが、頭を過ぎるからですね。
仮に転職回数がネックで採用を見送られても、全然気にする必要は
ありません。
むしろ、ラッキーだと考えましょう。
「転職回数が多いのが、ちょっとな」って悩む会社に、運よく採用されても、
きっとそんな会社で働くのは、後々、あなたがその環境で働くことが
辛くなるだけです。
それよりも、「たとえどんな理由があって、転職回数が多くても、
うちは気にしない!即採用!」
と言ってくれる会社であれば、きっと入社しても、周りはそう言うひとが
多い可能性もあるので、あなた自身も逆に、末長く働くことができるかも
しれないのでは?
だから、「条件・仕事内容」も大事ですが、そう言う勢いで物事を考える
ことも大事だと思います。
なぜなら、チャンスは一度きりだからです。
「転職回数>履歴書」から、「転職回数<履歴書」にするための方法
さて、少しわかりにくい見出しになっていますが、簡単に言うと、
「転職回数など吹っ飛ばす、あなたのプラスアルファーなスキル」
をアピールすることです。
履歴書や職務経歴書では図りきれないもう一つの部分。
それは、「あなたの付加価値」と言えるのではないでしょうか?
つまり、先方は要請していないけど、履歴書や職務経歴書に加え、もう一枚、
あなたのスキルを示す実績を一緒に添えて、相手企業に送付する。
こう言うことを意識した働き方を常に意識する必要があると思います。
最後に
僕は、自他認める「飽き性人間」です。
以前、こんな記事を投稿しました。↓↓
ブログに書くぐらい、僕は飽き性なのです。
これって、「良いことか、悪いことか」と問われたら、考え方も
人それぞれにはなると思いますが、僕個人の考えでは、「一つの会社で
働き続けるより、スキルは常にアップデートされ、成長し続けることが
できる」ので、飽き性は、「最高」だと思っています。
もちろん、何事も「長く続けることは、美徳」と言う考えもありますが、
黒字でもリストラしている社会を見ていると、同じ会社で働き続ける
ことのメリットは、そこまで感じることができませんよね。
それに色々な経験を積み重ねれば、たとえ独立しても、その経験は十二分に
生きてくるので、決してムダにはなりません。
以上、長くなりましたが、本記事のまとめとして、
- 面接にこぎつけられたら、「運」である。
- 動機には、ひとかけらの矛盾も感じさせないロジックな説明が必要。
- 合格通知をもぎ取るまでは、「余計なことは伏せよ!」
- 転職回数を気にする会社など、こちらから願い下げと言う気持ちを持て!
- プラスアルファーのアピールできるスキルを常にアップデートせよ
どうか皆さんの転職が成功しますように。
心から検討を祈りたいと思います。