ebayリサーチで、リサーチ対象となる「参考になるTRS(Top Rated Seller)」の見極め方として、「評価(feedback)内容」でも判別すると良いです。
# リサーチで、参考すべき、良いTRSセラーとそうでないTRSセラーの見極め方とは?
誰かのブログで、「リサーチに困れば、TRSセラーの商品を参考にしよう!」
と、書かれているのを、目にしたことはありませんか?
私もその中の一人で、「参考になるTRSセラーを真似てみよう!」と、何度も、
ツイッターやブログで書いたことがあります。
それでは、一体、「参考になるTRSセラーとは」どういったセラーのことを
いうのでしょう?また、「そうでないTRSセラーってある?」と、思われた
方へ、私が、その判断基準の一つとして、判別方法を伝授させていただきますので、
ご参考いただければと思います。
## リサーチ対象となる、TRSセラーを見つけたら、まずは評価のNegative内容をチェック!
例えばですが、皆さんは、リサーチをする時に、「あ?利益がでる商品を見つけた
ぞ!」と思い、わざわざ、そのセラーの評価を見たりする人は、いるでしょうか?
多分、ほとんどの人が、「見ていない!」と、答えるのではないかと、私は思うので
す。
ですが、私は、敢えて見るようにします!
理由は、「Negativeの評価内容には、学ぶべきことがたくさんあるから。」です。
まず、以下の一例をお見せします。
これは、あるTRSセラーの、評価内容です。
ある月の初旬段階で、3件の、Negativeをもらったようですが、お客さんの評価内容が、
- 到着後、梱包がボロボロだった
- 長期間、家を留守予定だが、未だ到着していない
などの、評価内容になっています。
バイヤーの評価内容を見る限り、完全に、「セラーに大きな非はなさそう」だという
ことが推測されますね。
これぐらいの内容なら、誰にでも起こりうる内容だと、私は思います。
では、逆に、すでに10件以上の、Negative feedbackをもらっている
TRSセラーの評価をご覧ください。
評価内容を見ると、
- まだ到着していない
- 問い合わせのレスポンスがない
- 皆さん、買わないほうが良いですよ。。。
など、もう酷評きわまりありませんね。
このように、リサーチをする上で、全ての人が、評価率100%とはいかなくても、
「バイヤーへの、アフターフォロー」があるかないかで、評価内容に大きく現れて
います。
つまり何を言いたいかというと、negativeが多い人は、「酷評内容で、リサーチ対象と
なるTRSセラーかどうか」を判別する、一つの基準となるのです。
### つまり、どういうこと?
negativeには、我々が学ぶべき、様々な内容があります。
目的は、販売経験が少ないebayセラーは、「反面教師」として、気をつけるべき
だと思うのと同時に、評価内容に記されている商品タイトルから、もし、あなたが
リサーチで見つけた商品が、「酷評」されていたら、その内容によって、
「取り扱うべきではない。」という判断ができてしまうメリットもあります。
例えば、あなたがリサーチした商品のあるセラーさんの、negative内容を見ると、
1ヶ月に二度も、同じ対象商品で、「箱がボコボコ」とかいう内容があれば、
「もしかしたら、売れ筋商品かもしれないけど、輸送中に、トラブルがあった時に、
商品が壊れやすい特性があるのかもしれない。」という、「推測」が可能だったり
します。
「実際、商品自体、普通の商品のようには見えるのに!」ということです。
おそらく、ほとんどの人には、理解してもらえないと思いますが、過去、何度か、
negative評価を見て、私も判断の間違いをストップできた過去がありました。
そういった商品は、いずれ、「リサーチ検索」から、だんだんと消えていったり
出品者も少なくなっていくものなのだということも、同時に学ぶことができたのです。
なので、対象セラーの、「Negative評価には、たくさんの学ぶべきこと」が詰まって
いるので、私は、Negative評価も同時に見るようにしています。
#### それ以外に、判別できる基準はないの?
それ以外に、判別できる基準は、まだあります。
対象出品者の「販売形態」です。
「大量在庫を持ち、価格はぎり黒字」で販売しているセラーさんは、リサーチ対象から
外しても構いません。
そういう「販売形態」のセラーさんは、別に、「この商品で、利益が取れなくても、他
のところで利益を取っている」から、問題ないのです。
ですが、まだ販売経験が少ない、ebayセラーが、「売れているから!」といって、
同じ商品を、そのバイヤーより安く出品したところで、多分、売れていくことはないと
思います。
##### 大事なのは、お客さんにきちんと向いているセラーかどうかということ
私が考える、「参考にすべく、TRSセラー」さんは、
- 評価は、常に99.5%以上をキープ
- negative feedbackの内容はどうか?
- 販売形態も、大量在庫を持たない、常に3個づつぐらいで出品している
- 専門性があるか?
- terapeakで常連か?
- 大きく利益を取りすぎていない
などを、見ると良いでしょう。
こういったセラーさんからは、「常に学ぶべきところ」がたくさんあります。
ebayでまだ販売経験が浅いセラーさんは、特に、こういったセラーさんから、
上述で挙げたことを意識して学ぶようにしてみてください。
リサーチでは、「Positive」からと、「Negative」からと両方から学べる
ことが可能です。
「TRSセラーを真似しよう」という意味は、こういった経緯があるからです。
あと、Positive評価の高いTRSセラーさんは、「お客さんに向いている」良い
セラーさんでもあると言えるでしょう。
そういう意味でも、総合的に、リサーチする上では、我々もバイヤー同様、
「評価内容」で判断できることが、たくさんあるという事例でした。
いかがでしたでしょうか?
まだebay物販を始めた方は、「なぜ、Negativeを見ないといけないの?」
って思われたかもしれませんが、negativeのバイヤーが記載した内容を見るだけ
でも、「学ぶべきこと」と、「リサーチ対象」とすべきセラーであるかの
判別ができてしまうということを、お教えしたかったのです。
もちろん、これらが全て、正しい「良いTRSセラーの見極め方」とは言いませんが、
あながち間違いではないとも、自分の様々な経験から、分かっているので、
もし、リサーチで、「誰を真似たら良いのか?」を、悩んでいる人は、こういった
ことも参考にしていただけたらと思います。
皆さんの参考になりましたら幸いです。